オランダなう

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オランダの学校 教育システムについて知りたい全てのこと

オランダの教育 学校システムについて知っておきたい全てのこと

2016-06-15

お子様のスクーリング、学校選択は、オランダ移住を考えていらっしゃるご家族にとって、非常に大事な決定事項です。

オランダはとても充実したバランスの良い教育システムがある国として知られています。またオランダに移住される方の中にはお子様の教育を目的としていらっしゃる方も少なくありません。

今記事では、オランダの義務教育システム、学校制度、様々なスクーリングシステム、日本人の子供にとっての選択肢、入学申請の一般的な方法などを詳しく説明いたします。

 

オランダの学校、スクーリング システム概要

オランダの法律下では5歳から18歳の全ての子供達のために義務教育があります。オランダの学校教育システムは、2つのレベル、初等教育の「basisschool」と中等教育の「voortgezet onderwijs」に分けられています。ここからさらに年齢別のグループに分けられます。プレスクール、幼稚園もありますが、通学は義務ではありません。

日本人の子供がオランダの学校へ通う場合には、4つのオプションがあります。公立学校、私立学校、公立インターナショナルと私立インターナショナルスクールです。1つずつを見ていきましょう。

尚、今記事では18歳までの教育に絞り、大学については触れません。

 

オランダ公立学校

オランダの公立「openbare」学校は、政府によって融資され、各市役所または公的機関によって運営されています。ここでは、非宗教的な教育が行われます。通常、モンテッソーリ、シュタイナーなどの教育方法に沿った教育が提供されています。

授業はほとんどはオランダ語ですが、中にはバイリンガル学校も存在します。

オランダの公立学校はどのお子様でも入学を受け入れますが、席の空きがない場合は入学が許可されないこともあります。通常子供達は自分の家の近くの学校に通います。

お住まいになる地域のシティーホールで、居住地に近い学校の情報が取得できます。または、こちらでサポート可能です。

オランダの公立学校は無料ですが、学校によってスクールトリップなどの課外活動で費用を集めることもあります。詳細については、各学校に問い合わせることをおすすめします。

 

オランダの私立学校

オランダの私立学校は、通常、宗教的教育(カトリック教、イスラム教など)に基づいている学校か、または特定の哲学教育を提供する学校です。私立学校は、組織または財団によって運営されています。オランダ私立学校の学費は公立学校と同じように基本的に無料です。ただしスクールトリップなどの費用はかかります。授業は通常オランダ語です。

 

オランダのインターナショナルスクール 

オランダに家族で移住される日本人は、その多くがインターナショナルスクールに興味を持たれています。日本のインターナショナルスクールが、しばしばお子様の英語能力を身につけさせたい保護者の方向けのものであるのと違い、オランダのインターナショナルスクールは、オランダに一時滞在する外国人家族向けに、子供達が国際的に認可される教育を受けることを目的に作られています。

公立インターナショナル、私立インターナショナル
オランダには2種類のインターナショナルスクールがあります。公立のインターナショナルスクールと私立のインターナショナルスクールです。公立インターナショナルスクールは、部分的に政府によって助成されているため私立よりも学費が安いです。私立、公立ともに、初等教育、中等教育があります。

初等教育について。
公立と私立両方のインターナショナルスクールで、IPCと呼ばれる「International Primary Curriculum」またはIBPYPと呼ばれる「International Baccalaureate Primary Years Program」に基づいた授業が行われます。アメリカンスクールやブリティッシュスクールなどの一部の私立校は、自国のカリキュラムを使用します。

中等教育について。
公立インターナショナルスクールでは最初の4〜5年で、IBMYPと呼ばれる「International Baccalaureate Middle Years Program」またはIGCSEと呼ばれる「International General Certificate of Secondary Education」を提供します。

IGCSEは、世界的に認可されている英国のGCSEにプラス2科目追加したものです。

中等教育の最初の4年から5年でIBMYPまたはIGCSEに合格卒業した生徒は、その後2年間IB「International Baccalaureate Diploma Program」に進みます。

IBディプロマは広く、バランスのとれたプレ大学教育を提供するものとして認識されています。IBは世界中の一流大学で受け入れられている入学資格です。

 

インターナショナルスクールへの空きの確認、面接の予約、詳細の問い合わせなどのサポートはこちらへ。

 

「子供がオランダ語を話せないのですが、オランダの学校に入学できますか?どうしたら良いですか?」

お子様とともに移住される日本人にとって最も気になるのはオランダ語のことではないでしょうか?

お子様が小さいうちに移住なさって、プレスクールから通わせることが可能な場合には、年齢を考えると言語の問題はほとんど心配ありません。しかしもちろん、オランダの主要都市には英語をベースにしたプレスクールも存在します。

しかしながら、年齢の大きなお子様がオランダの公立学校へ通学を希望され、オランダ語の理解力が低い場合には通学が厳しくなることもあります。
公立の場合には、語学のクラス以外、通常の授業はオランダ語で行われるからです。

そのため学校によって、外国人の生徒向けにオランダ語の補習クラスを設けているところもあります。
またその他の学校では、トランジションスクールと呼ばれる語学補習学校に1、2年通うことを勧められます。このトランジションスクールではオランダ語に力を入れているだけでなく、通常の科目も学びます。オランダの普通学校に編入を目指す準備期間となります。

どのようなオプションがあるかは、お住まいになるエリアによります。またご希望の学校に問い合わせて、個々にアドバイスをもらうことも可能です。もし上記に書いたオプションがお住いのエリアになければ、プライベートのオランダ語学校をお探しになると良いでしょう。少人数であれば少人数であるほどお子様お一人お一人に合わせた指導が受けられるでしょう。

現在、政府で行っている試行プログラムによって、複数のバイリンガルの学校も存在しています。これらの学校は、オランダ語と英語の両方で授業が行われます。しかしバイリンガル校であってもオランダ語についての基礎知識は必要です。

もちろん、英語、またはフランス語や日本語のような自国の言語で授業が行われるインターナショナルスクールに通うという選択肢もあります。学費は無料ではないですが、非常に人気があるため入学の競争率は激しいです。 

 

オランダ教育の成り立ち

さて、以下の図に示されたオランダ教育の様々なステージを見てみましょう。左右の数字は年齢です。

© Tijmen Stam, via Wikimedia Commons

© Tijmen Stam, via Wikimedia Commons

 

オランダのプレスクール

プレスクールは、プレイグループの形をした「peuterspeelzaal」またはデイケアセンターである「peuterspeelzaal」があります。2歳半から4歳までのお子様に特化した教育プログラムを提供します。

教育の重点がおかれるのは、言語に加え、社会生活、身体的、創造的な発展です。子どもたちは、絵を描き、歌い、外で遊び、お話を聞き、お互いに会話をします。

またプレスクールは通常、小学校と連携しています。それぞれのプログラムやアプローチは、子供たちにとって小学校での授業の始まりがスムーズになるようにデザインされています。

プレスクールの費用は通常、保護者、政府、また保護者の雇用主の間で分けて負担となります。保護者の支払額は通常収入に応じた額に設定されます。それぞれの費用の情報は、各プレスクールに問い合わせてみましょう。

 

オランダの初等教育システム

日本の小学校に当たる、オランダの初等教育「basisschool」は4歳から始まり11歳または12歳まで続きます。

学校は8年間の基本段階があり、「GROEP1」から「GROEP8」までとなっています。グループ2にあたる5歳までは義務教育ではありませんが、ほとんどの子供は4歳児が対象のグループ1から学校に通います。

グループ3の学年から、子どもたちは、読み書き、算数を習います。ほとんどの学校はグループ7と8の学年で英語の授業が始まりますが、現在ではさらに早いグループ4から英語の授業を始める学校が、より多くなっています。

オランダの子どもたちは、月曜日から金曜日まで小学校に通います。水曜日は通常12時または12時30分まで半日授業です。小学校は年間940時間の教育を提供する義務があります。どのようにそれが編成されるかは学校の責任下で組まれます。これを理由に各学校での時間割は異なる場合もありますが、ほとんどの学校の授業は通常、朝8時30分からお昼休みの1時間を挟んで午後3時までとなっています。

小学校を終えた後、オランダの子供たちは、中等教育に進みます。小学校の最終年度「GROEP8」には、多くの学校では、「CITO-test」や「NIO-toets」または「Schooleindonderzoek]」などの標準的な学力テストを行い、それぞれの子供達に最適な中等教育への進路を決めます。しかしもちろん保護者と子供たちの希望や意見も学校選択に考慮されます。

 

オランダの中等教育システム

オランダの中等教育は「voortgezet onderwijs」と呼ばれ、進路は3つに分かれています。VMBO、HAVO、VWOです。以下にそれらを説明します。

どの進路にお子様が進まれるかは、お子様の興味、能力、小学校でのパフォーマンスによります。学校によってはひとつしか選択肢がない学校もあります。

公立学校をご希望され、もしお子様がオランダに来たばかりでオランダ語を話さない場合には、通常はインターナショナルのトランジッションコースである「kopklas」に通います。ご希望の学校に問い合わせればこの情報のインフォメーションを提供してくれるはずです。

VMBO中等教育 

VMBOと呼ばれる「Voorbereidend middelbaar beroepsonderwijs」は12歳から16歳までの教育です。言語、数学、歴史、芸術と科学の理論的な教育と職業訓練を兼ね備えた授業です。 VMBOのの中で更に以下の4つ、VMBO-B、VMBO-K、VMBO-G、VMBO-Tに区分けされ、生徒は4つのレベルの間で選択することができます。このレベルの差は主に、実用的な職業訓練と理論教育の割合の違いです。1つの高校で必ずしも全てのレベルが教えられているわけではありません。

HAVO中等教育

HAVOと呼ばれる「hoger algemeen voortgezet onderwijs」は歳から17歳までの5年教育です。授業は大学進学や、医師、弁護士などの専門的な教育を目指して行われます。

VWO中等教育

VWOとよばれる「voorbereidend wetenschappelijk onderwijs」では12歳から18歳までの6年教育です。VWOでの授業は大学教育までの準備の6年間となります。最初の2年間で、生徒は基本的なカリキュラムを構成する15科目を勉強します。すべてのVWO生徒は3年目の終わりまでに、ドイツ語、フランス語、英語を勉強しなければなりません。4年生からは、必修と選択科目の両方を大学準備として専門的な勉強を開始します。

第4オプション「praktijkonderwijs」

また、第4の進路として、より実践的教育をするpraktijkonderwijsがあります。こちらは通常上記3つの進路が難しいと思われる生徒向けのものです。

 

オランダ学校への申請方法

オランダのほとんどの学校では、年度のどの時点からでもお子様を受け入れます。しかし、入学許可は空きの具合とお子様の状況によります。また学校によっては年度の始め、通常8月からの入学を求められることもあります。

居住地が決まり、公立学校への入学をご希望の場合には、まずはシティーホールに問い合わせましょう。お住まいの地域の公立学校についての情報と選択肢について教えてくれます。もしインターナショナルスクールへの入学ご希望があれば、各学校に直接問い合わせをします。

入学手続きは学校ごとに異なりますが、通常の手順は、ご希望の学校を見つけ、最初の面接のアポイントメントを取り、お子様と共に面接となります。その後、入学許可の連絡を待ちます。

学校によっては、お子様をシステムに登録して待機が求められます。空きが出た時点で面接の電話がかかってきます。

インターナショナルスクールは人気がありますので、通常はウェィティングリストがあります。特に都市部では顕著ですが、まずはお問い合わせをなさってみて下さい。

ほぼ全ての学校では、年に何回かオープンデイがあります。オープンデイには予約なしで、学校を訪れ、教師や学校のスタッフと話すことができる日として設けられています。オープンデイに学校を訪れるのは、雰囲気なども把握でき、とても良い方法であります。オープンデイのスケジュールは各学校に確認が必要です。。

希望の学校のリストは何校か持たれることをお勧めします。市役所によりご希望の学校をあらかじめ複数校伝えることを求められることもあります。

 

今記事の提供元:オランダコンサルタント 日本人の方の移住を日本語でサポートしています。オランダの学校への確認、ご入学に関する一連サポート等、お問い合わせはお気軽に!





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