オランダなう

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オランダ人口の4パーセント、60万人が貧困層

2016-03-01

60万人、すなわち総人口の4%の人々はオランダで長期的な貧困生活を送っている。

長期的な貧困とは、彼らが3年以上の間、低所得で生活していることを意味する。

オランダの社会文化計画事務所(SCP)による新たな報告書では、貧困家庭のほぼ半数は定職についており、多くは高齢者や、小さな子どものいる非西洋の移民であった。

オランダ統計局による低所得者としての定義は、一人暮らしの月額収入が1,020ユーロ(約13万円)以下、または2人の子供を持つひとり親で1,540ユーロ、両親と3人の子供の家族は2,100ユーロ以下の収入の世帯だとする。

貧困生活を送る人々の数は、2008年の経済危機後に大幅に増加している。2007年には85万人未満であったが、その後2013年に125万人以上となった。

重大な懸念点としては、一度貧困層に入った人々は、そこから抜け出すのが非常に困難になるという悪傾向があることである。

SCPの報告書では、60%の人々は1年目に貧困層を抜け出すことが出きるが、その後2年目には20%のみとなり、3年目には10%未満となることが発見されている。

貧困層から抜け出すことができた人々も、約20%が1年を経過した後に再び貧困層に入り、約40%が5年後に貧困生活を再び送っている。

オランダ政府の社会情勢と雇用省庁は、非常に深刻にこの問題を注視していると述べ、これらの人々を助けるための予算と仕組みを立てる努力をしていく。

 

画像著作権: SCP

 





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