オランダなう


オランダなう

好景気の中で苦戦するオランダ・カフェ業態

2016-01-11

昨年飲食業界の売り上げが順調であったオランダだが、カフェ・バー業態は伸び悩んでいる。

統計局CBSによる新たな報告書によると、オランダのカフェ・バーの売り上げは2008年の経済危機前の値には戻っていない。

彼2015年の第3四半期では、オランダのカフェ・バーの売上高は危機前の2007年に比べて7%低いものとなった。

カフェ・バーでのビール、コーヒー、ビターバレンのオーダー売上高は、2007年の水準を25%程度下回っている。

ビールの売上高減少の一つの理由は、ビールやその他メニューはカフェ・バー、パブで価格が上昇し、レストランやホテルでの料金の上昇よりも急激であったことが考えられる。

また、オランダではカフェやバーの数は、約11,000軒となり全体軒数が約13,000軒であった2008年に比べて減少していることもある。フローニンゲン、ドレンテとリンブルフではカフェ・バーの閉店数が最大となっている。

しかし一般的には、オランダの飲食業界は成長している。昨年2105年は、2014年に比較して、人々が外食に消費した金額は6.43億ユーロ(836億円相当)以上増えている。特に高級飲食店業態が売上額を伸ばしている。

カフェ、レストラン、ホテルの格差が徐々に消えつつある昨今。「気軽にお茶を飲みに行く。」という目的の人々もカフェに行くとは限らなくなっている。おしゃれなレストランやホテルのロビーでお茶をするのも最近の人気となっているからだ。

実際、高級ホテルのラウンジバーでのコーヒーはお代わり無料のこともあり7ユーロ程度。街中の狭いカフェで一杯3.5ユーロを支払うなら、ゴージャスな気分が味わえるホテルでの一服を選びたくなる人が多いのも頷けてしまう。

 





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