オランダなう


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オランダ健康保険会社 治療費の払い戻しが少ない疑惑

2018-03-05

オランダの健康保険会社は、契約外での医療施設でかかった患者の治療費は、約束より低く払い戻すことが少なくない。

 

契約外での医療施設とは、健康保険会社のネットワーク内にない医療施設のことである。

患者が保険会社で契約するパッケージには、オランダで全ての医療機関がカバーされるものと、ネットワーク内だけのカバーとが存在している。

このようなケースに関し、健康保険会社は、契約医療施設では治療費を100%カバーするのに対し、契約のない医療施設では治療費の75%を患者に払い戻すと述べている。

患者権利の独立組織、Zorghuisでは、実際には健康保険会社からの払い戻しはもっと少ないと主張する。

特に、理学療法、言語療法、メンタルヘルスケアの場合、患者への払い戻しは50%未満になることが少なくなく、それによって多くの自己負担治療費がかかる。

 

オランダの保険会社また社医療施設の両者は、治療費の内訳についての情報を公開しないため、75%の負担金が実際に何の名目であるのかを患者が知ることは困難である。

 

複数の健康保険会社はZorghuisの見解を否定している。

保険会社CZは、Zorghuisでの計算は正しく行われていないと指摘し、保険会社VGZでも同じ指摘をしている。

 

オランダ政府のヘルスケア機関NZAは、Zorghuisからの情報に基づいてこの問題の調査を開始した。

問題が見つかった場合には必要な措置を取ることを政府機関は述べている。