オランダなう


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オランダ市民化テスト 改良要請 「掃除機中に点いているテレビはどうすべきか?」

2018-03-14

オランダの市民化テスト(inburgeringsexamen)は古めかしく、そこで問われる質問は統合を目的とするには意味をなしていない。

 

これは4政党からなるオランダ連立政権のメンバーD66党とVVD党の意見だ。

両政党は、社会福祉省と雇用省のワウタ-・コールメース(Wouter Koolmees)大臣に対し、市民化テストを改良させることを望んでいる。

政党によれば、テストはオランダ人にさえも回答が難しい質問もある。

 

D66党議員の一人は、試験の中の「あなたが掃除機をかけている間にテレビが点いている場合には何をすべきか?」という1つの質問を引用している。

このような不条理な質問は統合には何も寄与しないと、議員は指摘する。

 

コールメース大臣の主張では、すでに市民化テストの批評を検討しており、以前に比較して、混乱や驚愕するような質問がないように調整済みであると述べた。

 

市民化テストを担当する機関DUOはそのホームページ上で、テストのうち、雇用市場セクションの知識が2019年に再構築される可能性があると発表した。

試験の面接を行うにはスタッフが足りておらず、受験者はしばしば面接までに長く待たされているのが現状だ。

コールメース大臣は、すでに仕事を持つ人々に対しては、この雇用市場セクションのテストは削除される可能性がある、としている。

 

オランダでは2007年より外国人に対する市民化テスト(inburgeringsexamen)の受験が義務化されており、オランダ国籍の取得や永住権の申請要件である。

 

しかしこのテストには、多くのステレオタイプの質問や、また、正解や不正解がない質問があることで、各方面から多くの批判がある。