オランダなう

オランダなう


uber

© Uber

ヨーロッパで苦戦するUber(ウーバー)は生き残れるのか?

2015-10-07

話題のタクシー配車サービスUber(ウーバー)とは?
Uber(ウーバー)はそのサービスで世界の人々のタクシー利用方法を変えてきた。60カ国以上で運営されているUberは、主に携帯電話のアプリを利用して近くにいるフリーランスタクシーを呼べるサービスだ。ワンクリックで予約、運賃の支払いを完了できる。運賃は通常のタクシーよりも安い場合がほとんどである。

車はGPSによって追跡されるので、客は最短の距離と時間で移動が可能だ。

このUberのシステムによって、主に海外でよくあるボッタクリのタクシードライバーや、値切り交渉を心配する必要はなくなった。ひどい運転手に当たって回り道をされる心配も、もう必要ない。

この新しい配車タクシーサービスUberが世界中でどんどん人気になっていく一方で、会社はまた自治体やタクシー協会からの多くの課題に直面している。

Uberは市場によってサービスのスタイルを変えている。ほとんどはプロのタクシードライバーが運転しているが、論争を引き起こしているのは、個人が自分の車の中で席を提供することができるpeer-to-peerサービス、UberPop(ウーバー・ポップ)だ。

ヨーロッパでのUber問題。
Uberのサービスはすでに数カ所の都市、ニューデリー、ソウル、来年のオリンピック開催地リオ・デ・ジャネイロなどで禁止となっている。しかし現在、Uberが直面している一番乗り越えるべきチャレンジはヨーロッパなのである。

Uberへの批判団体は、同社が顧客と従業員を保護する政府のルールを遵守しないことを指摘する。他には、同社の価格ポリシーが競合を潰すとして問題視され、同社が税金対策のためにオランダに本部を置いていることも違法と見る方面も存在する。

ヨーロッパ市場でのもう一つの大きな論争は、Uberがライセンスを所有するプロのドライバーと車を提供するのではなくのではなく、資格のない、言わばお小遣い稼ぎの学生やバイトのような一般の車を提供するサービスを行っている点だ。

アムステルダムでは、同社が違法なタクシーサービスを提供しているとの疑惑の犯罪捜査の一環としてUberのヨーロッパ本部の家宅捜索が行われた。

フランスでは、Uberは今年初めの運転手にたいする暴行事件により一番安価なサービスを停止した。また先週には違法なビジネスを行ったとして会社の重役二人がフランスの裁判所に呼び出された。

イギリスでは、ロンドンの交通機関がタクシーサービスのための新たな規制を提案している。
これが実施されれば、Uberは英国の首都で運営を縮小せざるを得ない。

それに加え、現在欧州委員会はUberが競合規則に違反しているのではないかと協議している。
欧州司法裁判所は、Uberが運送会社なのかデジタルサービスの会社なのかを決定し、それによってUber社の守るべき法律を提示する。

さあ、どうやってUberは生き残るのか?
他の企業ならば、このような圧力下では潰れてしまうかもしれない。しかし驚くべきことに、Uberという会社はどんな苦難にも立ち向かっていく。

Uber社には500億ドルの市場価値があり、会社を力強いものとしている。業界の専門家は、Uberはその潤沢な資金によって長期間も強靭に戦い続けることができると分析する。

しかし、それだけではない。Uberの最大の武器は、そのサービスを愛するユーザーである。イギリスでは12万人ものUberユーザーがUberへの妨害をやめるように政府へ嘆願書を出した。

Uberを疎ましく思い、撃退したい既存のタクシー会社にとって、おそらく最良の方法は顧客の支持を取り戻すことだ。その方法は、既存のタクシーサービスモデルを再考する以外に手はないだろう。

 

画像著作権: Uber





FOLLOW US