オランダなう


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Wikimedia Commons/CC BY-SA 3.0

マジックマッシュルームがうつ病に有効という研究結果 ロンドン

2017-10-15

マジックマッシュルームは、うつ病を患っている人の脳を「リセット」することができるという研究結果が出た。

 

ロンドンのインペリアル・カレッジで行われた小規模な研究では、19人の患者にマジックマッシュルームが含有するサイコシチン成分サイロシビンが少量投与された。

 

この投与により、半数の患者ではうつ症状が消え、脳活動の変化が確認された。
その効果は約5週間継続した。

 

研究チームは、患者のサイロシビンの摂取前にfMRI脳スキャンを行い、その後、摂取の翌日にもスキャンを行なった。

 

この研究では、サイロシビンが脳の2つの主要領域、すなわち扁桃体およびデフォルトモードのネットワークに影響を与えたことが明らかになった。

 

扁桃体は恐怖や不安などの感情をどのように処理するかに大きく関わっているが、サイロシビンの摂取でこの領域の活性を低下させることが認められた。

扁桃体における活性の低下が大きければ大きいほど、うつ病症状の改善がより大きくなる。

また、サイロシビンを服用した後は、デフォルトモードのネットワーク(異なる脳領域の共同作業)がより安定した。

 

しかし、インペリアル・カレッジ・ロンドンのチームは、うつ病に苦しむ人々はただちにマジックマッシュルームを自己投薬するべきではないと指摘している。

 

現段階では小規模な研究であり、サイロシビンがうつ病の治療薬として受け入れられるには、さらに大きな研究が必要である。

 





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