オランダなう

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なぜオランダにはパート労働人口が多いのか

2015-05-18

質の高い生活スタイルと、一般的に人柄が良いとの定評があるオランダ人。その理由の一つに、就職に対するおおらかな姿勢が上げられる。オランダでは労働人口半数以上 – 男性26.8%と女性76.6パーセント – が、パートタイムの仕事に就いている。

平均して労働人口の5分の1のみがパートタイムで働いている他のEU加盟国と比較すれば、パート人口の多さはあきらかだ。

雑誌エコノミストは理由をこう説明する。
ひとつには、女性の労働市場がまだ新しいことにある。豊かな国、オランダでは共働き(夫と妻両方が働きに出る)であることは必ずしも必要ではなかった。ところが、80年代後半ころからオランダ政府はより多くの女性が労働力になるべきだと支持し始めた

しかし世論的には女性はまだ母と主婦でなければならないという信念が残っており、政府はパートタイム労働者はフルタイム労働者と同様の法的権利が守られることを明確にした。事実、2000年には自分の仕事をパートタイムにすることを要求することは労働者のための法的権利となった。

ティルブルフ大学の労働経済学者ロナルド·デッカーによれば、もう一つの理由は、オランダでは、専門職でない簡単なパートタイムの仕事が多数用意されているということだ。他の多くの国では低レベルなイメージがあるこれらの仕事は、オランダではそうではなく、そのような仕事も尊いものであると考えられ、賃金も高い。

 

記事の引用元はこちら: The Economist





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