オランダなう

オランダ首相会見 コロナ対策緩和の条件とは

2020-04-08

コロナ危機対策でインテリジェント・ロックダウン中のオランダであるが、市民の関心は、4月28日を過ぎれば本当に日常が戻るのか?または、措置は延長されるのか?という点である。

4月7日、マーク・ルッテ首相は、会見を行い、オランダが日常の状態に戻るまでは長期的な道のりとなり、また、段階的なプロセスを踏むことになると、明らかにした。

首相は、市民の健康を守るために行っている現在の措置は、一見経済に逆らっているように見えるかもしれないが、実はそうではない、と指摘し、「今日、市民の健康のために何を選択するかは、将来的な経済に影響を与えます。 もし我々が急いでコロナ対策を緩和すれば、コロナウイルスは再度増え続け、多くの人々が再び感染患者となり、それは長期的には経済にも逆効果になります。」と語った。


では、具体的にいつ頃からコロナ対策の緩和が始まるのであろうか?

それはまだ確定していないが、オランダ政府は科学的データとテクノロジーにより、その判断を下している。

オランダの公衆衛生機関RIVMのコロナ感染対策チーム(Outbreak Management Team: OMT)は、コロナ対策が緩和または解除される前に満たすべき5つの条件を挙げた。

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コロナウイルスの拡散を検出および制御するアプリ

コロナ対策措置を緩和するためのプロセスの一部として、データを使用してウイルスの蔓延を監視することが挙げられている。
オランダ政府はそのために2つのアプリの開発に取り組んでいる。

1つ目のアプリでは、感染が判明したユーザーに接触履歴があるユーザーに通知を届ける。
通知のあったユーザーは自主隔離を行い、2つ目のアプリを使用して医師がモニターする。

  

アプリの使用を義務化するかどうかは明確になっていないが、オランダ保健相大臣は、ユーザーのプライバシーを保証できる場合にのみアプリを使用することを強調した。


   

接触タイプの職業の人への措置緩和は?

オランダコロナ危機の対策措置により、ヘアサロン、美容師、マッサージ、整体師などの顧客と接触のあるタイプの職業は、現在営業の中止が強いられている。

オランダ政府は、この職業グループの人々が強いられている経済的苦難を理解しており、接触タイプの職業の営業再開に関し、厚生省はコロナ対策措置の緩和について感染対策チームに助言を求めた。
それに対し、対策チームは、この職業のグループは、措置が緩和される最初のグループの1つになると述べた。
しかし、現時点では、いつどのようにして緩和となるかは明かされていない。