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オランダ 飲食業の売上2023年に減少の見込み

2022-11-16

オランダ レストラン 飲食 ビジネス ニュース

オランダでは2023年に、ほとんどの外食産業の売上高が縮小すると予想されている。
これは、昨日発表されたABNアムロの予測によるものだ。

外食産業が含まれるレジャー産業は、パンデミック後の大きな追い上げ需要により、2022年に売上高が増加した。
しかし現在、エネルギーコスト、食品コスト、賃金のコスト上昇に悩む企業が増えている。
これらのコスト増の一部は、顧客が支払う料金に反映されているが(すでに多くのレストランでエネルギー料金の上乗せが始まっている。)、コストの大部分は事業者が負担することになり、利益率を圧迫している。

また多くの企業が、今年10月以降、パンデミックにより期限延期が認められていた税金の返済を余儀なくされている。
このことは、多くの経営者の厳しいキャッシュフローに大きな影響を及ぼしている。

2023年も高止まりすると予想されるコスト増に加え、外食産業事業者は消費者の消費行動の変化にも直面している。
オランダ政府は今年王子の日に、来年の消費者の購買力を高めるためのいくつかの施策を発表したが、人々は必要でないものにお金を使うのを躊躇している事実がある。
特に高齢者では、外食やその他の娯楽に費やす金額が今年初めに比較して直近で70%減少した。

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ABNアムロは、2023年初めにオランダで若干の景気後退を予想している。
過去のデータでは、不況時にホスピタリティ産業の売上高が下がることが分かっている。
例えば、2009年の金融危機でオランダのGDPが3.9%減少したとき、ホテル・レストラン部門の回転率は4.8%減少した。
パンデミック前の2019年当時と比較すると、ABNアムロの予測によれば、2023年のレストランは1%回転率が落ちると見込まれる。
カフェは6%の回転率低下、ケータリング事業は21%の低下となる。
ファストフード店だけは、2023年に2019年比で10%伸びると予想されている。

スタッフ不足問題もレジャー産業を苦しめている要因のひとつだ。
スタッフの不足は、しばしば生産性の低下(したがって、売上高の減少)につながる。
レストランやカフェ事業者の7.4%が、スタッフ不足が売り上げに悪影響を及ぼしていると回答した。
人材不足はまた、雇用主に対して、労働者を引きつけ、求人力を維持するために賃金上昇のプレッシャーをかけることになる。
調査対象のレストラン・カフェの23.8%が「人件費が明らかに上がった」と答え、14.1%が「希望よりもはるかに、経験の少ないスタッフを雇わざるを得ない」と回答している。

今年の第2四半期には、接客業で39,900人の求人があった。