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オランダの飲食業スタッフ不足問題 再び激しく悪化

2020-05-16

オランダ レストラン 飲食 ビジネス ニュース

オランダの飲食業界におけるスタッフ不足の問題が、再び激しい勢いで戻ってきた。

コロナ措置の緩和により、レストランやカフェの屋外ダイニングエリア(テラス席)が再びオープンとなった現在、飲食業経営者は需要を満たすための従業員数確保に苦戦している。

措置のため多くのレストランが営業を停止または縮小したことにより、コロナ危機後には飲食業スタッフの数が余剰になると考えられていたが、現実はまったく逆の結果となっている。

Koninklijke Horeca Nederland(KHN)とStichting Vakbekwaamheid Horeca(SVH)によると、実際にはコロナ危機は従業員不足問題を悪化させた。
コロナ危機以前は46万人が外食産業に従事していたが、その人数はすでに大きく不足していた。
SVHによれば現在、その数は35万人に急減している。

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さらに、コロナ危機の間に3,900件もの新しいフードサービス事業が追加され、スタッフ不足の状況がさらに悪化したとRTLNieuwsは報告している。
昨年夏のロックダウン前、外食産業が本格的に稼働していたときには空き求人数は6,000件となりピークを迎えていた。
現在埋まっていない求人数はすでにそれより多くなっている。

スタッフ不足の理由の1つは、他での賃金がより多くなっているためであるとSVHは指摘する。
外食産業で働いていた若者たち、特に学生は、現在、より賃金の高いGGDやコロナテストセンターで働くことを好んでいる。
ヘルスケア、スーパーマーケット、配達サービスの仕事も、このグループの労働者の間ではるかに人気が高い。

多くのレストランのオーナーは今、より多くのスタッフを見つけるため、また既存スタッフを維持するために、週あたりの労働日数の削減、スタッフの社交イベント、スタッフ向けのスキルアップトレーニングプログラム、他のレストランとのスタッフ交換プログラムなど、革新的なアイデアを実行している。