オランダなう

一時支援金日本人フリーランサーも受給可能への動き 詳細

19-04-2020

オランダ政府のコロナ危機一時支援金 tozo

(2020年5月25日情報アップデート)オランダコロナ危機一時給付金サポートTOZOの延長が決定 「TOZO 2」

今月初め、オランダ政府は経済支援と、コロナ危機の影響を受けた事業主への財政的支援の拡大に、130億ユーロの追加資金を公約していた。
この政府のサポートには、TOZO支援を3か月延長することが含まれている。
サポートの詳細が明らかになったため、概要を要約する。

「TOZO 2」というニックネームの付いたこの第2次支援は、(TOZO 1の申請期限が切れた直後の)6月1日から2020年8月31日まで実行される。
すでにTOZO 1を申請・受給した事業主らが、この支援を希望する場合、TOZO 2を別途申請する必要がある。

TOZO生活保護の期間延長

TOZO2の生活保護一時支援金は、6月、7月、8月にのみ適用される。
したがって、たとえば、4月、5月、6月にTOZO 1の支援を既に受給している場合、7月と8月にのみTOZO 2の支援を申請できる。
TOZO 2の一番大きな変更点は、カップルの場合、申請者のパートナーの収入がチェックされ、支給される金額の決定にカウントされる。(元記事 a 3か月分の生活保護金支給箇所参照)。
したがって、カップルの共同収入が社会的最低収入額を超える場合、TOZOは提供されない。

TOZO運転資本ローンの条件は厳格化

事業主自身や事業主の事業、または事業主のビジネスパートナーの1人が破産または支払い延期を申請した場合、TOZO運転資本ローンの対象にはならなくなる。


TOZOの基本的な受給条件や金額に変更はない。条件等は記事後半に記載あり。


オランダの日本人フリーランサーへもコロナ救済措置適用へ

移民局の公式発表についてアップデート(2020年5月15日)

ついにオランダでは、個人事業主やフリーランサーなどの起業ビザで移住する外国人に対しても、オランダ政府のコロナ危機一時支援金「TOZO」(tijdelijke overbruggingsregeling zelfstandig ondernemers。最大、最低収入額の3ヶ月分までの財政支援、記事下部へ詳細あり。)を受給可能とする動きが出た。

4月17日のオランダ議会にて、法務省は、本来は条件として経済的な支援の申請が不可とされている居住許可保持者でも、例外として、TOZO一時支援金を申請しても、その居住許可に影響を及ばすことはないと発表した。

日蘭条約を利用して移住する日本人フリーランサーは、EU外からの起業ビザ保持者と通常、同じカテゴリに分類されている。
このカテゴリの居住許可保持者は、「オランダ政府からの公的な財政援助を受けずに、自身のビジネスを通して定められた最低収入額を維持すること。」が求められている。
そのため、いかなる種類の政府の公的経済支援であっても、支援の申請はいわゆる生活保護の申請に該当し、それによりこの国での滞在許可が取り消される可能性が高い。
これについては、各自の在留許可証の裏側に一文の記載がある。

当初、オランダ政府が、コロナ危機の影響を受けたオランダの個人事業主/フリーランサーのための支援スキーム「TOZO」を発表した際には、日本人を含むEU外から移住しているフリーランサービザ保有者の間で、支援が受けられるかどうかについて多くの混乱が起こっていた。

今月初め、一部のオランダ国会議員らはこの問題を政府に提起し、1)該当ビザの保持者もこの支援金の受給が可能なのかどうか、また2)、一時金は、居住許可の要項である最低収入の保持にカウントされるかどうかの質問がなされた。
これを受けた社会問題と雇用省副大臣からの書面での回答は、あいまいな表現に留まっていた。

しかし4月17日の議会にて、法務省副大臣からの発表で、1)の受給が可能かどうかへの回答が明確となった。
副大臣は、
コロナ危機の特殊な状況とTOZOが一時的な支援であることを考慮して、支援金の受給は永住権を持たない外国人の居住権にも影響を与えない
と述べた。
2)への回答は現時点ではクリアーになっていない。

移民局の公式発表についてアップデート(2020年5月15日)

注:この記事の執筆時点では、これは議会での発表に留まっている点に留意をしてください。
現時点では、公式のオランダ政府の移民政策のガイドラインには正式に組み込まれていません。
現在、移民局または市役所に電話しても、信頼できる回答が得られない可能性があります。
そこで働く公務員は、法律や政策の最新の変化を常に認識しているわけではなく、また、申請してもよいかどうかを決定する権限もないためです。
そのため、この発表が移民に関する公式のポリシーとガイドラインの一部になってから申請をされるのが確実です。
最新情報が入り次第、今サイトにアップします。

5月14日、IND移民局は公式に、コロナ危機での一時的な支援に理解を示し、TOZOの受給をしても、それを理由に居住許可が取り消されることがないと発表した。
ただし、TOZOの受給をしたら、移民局への報告をすることを義務付けている。
支援の申請の期限は5月31日までとなっている。

申請サポートのお問い合わせはこちらまで。

TOZOとは?どんな仕組み?支援の内容とは?条件は何?

(記事は広告の後に続きます。)

TOZOとは、コロナ危機により財政難に直面している、個人事業主、フリーランサー、VOF、BV取締役などの、オランダの起業家に、一時的な経済支援を提供するスキームである。

TOZOスキームによる財政支援には以下a)とb)の2つの形式があり、該当者は両方に申請できる。
a)3か月分の生活保護金支給。
21歳以上の場合、独身者は月額€1,050まで、カップルの場合は月額€1,500までであり、純利益の補足としてサポート申請ができる。(つまり全額無条件で申請できるわけではない。)
たとえば、あなたが独身で、コロナ危機の影響を受け純利益が月額€500まで下がった場合、申請可能なのは月額€1,050から€500を引いた額となり、€1,050ユーロ全額が申請できるわけではなく、申請額は€550x3ヶ月分のみとなる

21歳未満の場合、金額は少し少なくなる。
このお金は返済する必要はないが、課税対象であり、所得税申告時に報告する必要がある。
注)オランダ政府は、コロナ危機を影響を受けた申請者の収入の損失の証明はどのように行うか、その方法をまだ明らかにしていません。
仮に、受給を受けた後、政府により、申請者の収入の損失がコロナ危機の結果ではなかったことが判明した場合、どのような罰則があるか等は現時点で不明です。


b)2%の利息で最長3年間、最大€10,157の事業運転資本融資。 2021年1月1日までは、返済義務や利息がない。

このTOZOサポートにはいくつかの要件があるが、最も重要なものは次のとおりである。

上記は条件の完全なリストではない。

Tozoの申請は、居住している自治体を通じて行われる。

同省は、EU以外の居住許可保持者もTOGSの対象となるかどうかについては言及していない。 TOGSは政府によるコロナ対策のために業務を停止しなければならなかった企業のための特別なコロナ危機支援スキームである。(詳細記事はリンク先へ。)
最新情報はこのページへ随時アップデート予定である。