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オランダの中古住宅価格 過去最高値を再更新

2021-06-23

住宅売買ニュース

オランダの中古住宅価格は、今年5月に過去最高値を再度記録し、2020年5月と比較して平均12.9%上昇した。

オランダ統計局と土地登記所のデータによると、この上昇率は2001年4月以来最大のものである。
加えて、今年4月に記録した11.5%を大幅に上回る上昇率となった。
なお、今回の調査には新築住宅の価格は含まれていない。

昨年、オランダ銀行(DNB)の研究者は、コロナ危機の影響で住宅価格が下落すると予想していたが、今のところそのようなことは起こっていない。
むしろ、住宅はますます高価になっている。
オランダの住宅価格は、金融危機の影響で2013年半ばに一時的に低下したが、その後再び上昇に転じた。
それ以降、住宅は平均して約1.67倍の価格になっている。

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また、今年の5月にオーナーチェンジを行った住宅は16,126件で、昨年に比べて12.1%減少している。
これは、供給不足を示しており、空き物件を購入したい人々が互いに競い合って申込みを入れることで、価格の上昇につながる。
また、今月初めにオランダ統計局が発表した別のレポートによると、5年前の2015年にはわずか7%が希望価格を上回って販売されたのに対し、2020年に販売された住宅では約半数になっている。

住宅ローンの低金利も、住宅価格の上昇に一役買っている。
良好金利のおかげで、より多くの人が家を買おうと考え、それによって需要が高まり、価格が上昇した。
もう一つの要因は、35歳以下の住宅購入者に譲渡税の免除が適用されたことにある。
譲渡税免除の目的としては、住宅をはじめて購入する人々にチャンスを与えることであったが、逆に住宅需要をさらに高める結果となっている。