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オランダ永住権、EU永住権のガイド 条件や取得方法を全解説

10-06-2020

オランダ-EU-永住権

オランダへ移住をされる日本人の方の中には、永住権の取得を最終的な目的とされているケースが少なく有りません。
今記事では、オランダ移住後の永住権の取得について詳しく解説します。

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永住権取得のメリット

永住権の取得は、オランダに無期限に暮らすことを可能にします。
仕事をする目的での居住許可を持つ人は、義務付けられていた様々な要項から開放され、扶養家族として居住していた人にも、個人として独立した許可がもたらされます。
さらに永住権の取得では、雇用や起業、教育、職業訓練、生活保護の受給、そしてEU市民が利用できるすべての商品やサービスに制限なしでアクセスできる権利がもらえます。
加えて、オランダ国外のEU内のその他の国(デンマークとアイルランド以外)に滞在することも可能にします。

実際のところ、永住権を持つということは、オランダ国籍保有者とほぼ同様の権利を持っていることを意味します。
権利の主な違いは、永住権では、国民投票に参加できないことと、警察や軍隊など特定の(政府)分野で働くことができないことです。


オランダ永住権?またはEU永住権?

オランダで申請できる永住権は2種類あります。

オランダの法律に基づくオランダの永住権(タイプII)

または、

EUによって実施され認定される、 EUの永住権 「long-term resident EC」 (タイプV)

です。

実は、現在オランダ移民局(IND)では永住権の申請を受け付けると、はじめに、EUの永住権「long-term resident EC」の資格があるかどうかを確認します.

EU永住権 「long-term resident EC]」取得の最大の利点の1つは、アイルランド、デンマークを除いて、その他のEU加盟国での居住許可が簡単に申請できることです。

EUのその他の国に居住する権利の他には、オランダ永住権とEU永住権にはあまり違いがありません。
申請条件もほぼ同じであり、手続き、手数料支払いは別途行う必要はありません。
特別な理由がない場合には、ほとんどのケースでは、EU永住権が付与されます。


オランダ/EU永住権の条件

オランダ/EU永住権を申請するには、一定の条件を満たす必要があります。 条件のほとんどは、すべての申請者が満たす必要がありますが、一部の例外はあります。
下記に示す条件はオランダに移住する日本人ほとんどに当てはまるものです。


オランダ/EU永住権の申請

すべての条件を満たすか、例外の対象となる場合、永住権をINDに申請することができます。
INDは、はじめに、EU永住権の申請者(タイプV)として条件を満たすかどうか確認します。
当てはまらないと判断される場合には、オランダ永住権(タイプII)の条件を満たしているかどうかを確認します。
このために別の申請書を提出する必要はありません。
いずれかの永住権も取得する資格がない場合、INDは、現在の居住許可延長条件を満たしているかどうかを自動的にチェックします。
ここでも別の申請書を提出する必要はありません。
2020年6月現在の手数料は、大人は174ユーロ、18歳未満は58ユーロです。
必要書類を全て出し申請した後、INDからの可否の決定には通常約6ヶ月かかります。


オランダ/EU永住権の取得後

オランダでは、いかなる種類の居住許可であっても、居住許可を保持するためには、オランダに「主たる住まい」を置く必要があります。
「主たる住まい」とは、活動の中心がオランダにあることを意味します。
つまり、仕事や勉強のためにオランダに居住している、または、家族と一緒に扶養家族として居住することを指しています。
「主たる住まい」をオランダ国外に移動すると、居住許可が取り消されるか、許可は更新されません。
永住権の場合も、この要件が適用されます。
ただし、EU永住権を保持する場合、EU圏外に最大12か月連続滞在、またはEU圏内のオランダ国外には最大6年連続で滞在することが可能となります。

INDが、主たる住まいをオランダに維持しているかどうかを判断するポイントはいくつかあります。
移民局がチェックするのは、BRPからの登録解除、税務署からの登録解、銀行口座の閉鎖、仕事または事業の終了、オランダ国外への定期的な送金、自宅の貸し出しまたはサブレントをしている、などの行為がある場合です。

永住権申請についてのご相談、永住権を見据えた居住許可申請、更新手続き、税金申告のご相談はオランダコンサルタントへ。