オランダなう

オランダなう


オランダの日本人移民は再び労働許可不要となるのか その真相

2019-03-25



オランダに移民する日本人の滞在許可は、「再び労働許可なしでもオランダの労働市場に自由にアクセスして働ける」待遇に戻るというニュースが出回っています。

こちらのニュースに関して、以下に実際はどうなるのか確定している事柄を記載いたします。

はじめに、状況とこれまでを振り返ります。
2016年末まで、オランダに来る日本国籍保有者は日蘭友好条約により労働許可なしでオランダで自由に雇用されて働くことができました。
そのため、この法律のもと、日本人がオランダにて個人事業主/フリーランサーなど、起業家としての居住許可を申請したとき、自動的に雇用で働く権利を得ることができていました。

しかし、このオランダ労働市場へのアクセス特権は、2017年1月1日から変更され取り消しとなっています。
オランダの起業家居住許可を申請した人々は、労働許可なしでは雇用で働くことができなくなりました。
そのため、2017年以前に起業家としての居住許可を得て雇用される権利を持っていた日本人は、2017年1月1日以降に許可を更新したときにその権利を失いました。

さて、本日ソーシャルメディア等での「ニュース」によると、オランダの移民法廷は3月20日、一度起業家としての在留許可証で就労する権利を持っていて、許可を更新した後に雇用の特権を失った日本人は、それを取り戻すことができると裁定された、とされています。

しかし現時点では移民局によれば、これは移民法廷での決定にすぎず、司法省や移民省はこの決定を上訴するために28日を有しています。
こちらを決定事項とするには今はまだ時期尚早であると言わざるを得ません。

また、この移民法廷での決定は、たとえ法律になったとしても、かつては起業家としての居住許可とともに雇用の権利を有した日本人が、2017年1月1日以降の更新によって権利を失った人々にのみ適用されます。
2017年1月1日以降に起業家としての居住許可を申請した日本人には適用されません。
すなわち、現在の法律では「日本人はオランダでは労働許可不要で働ける」、という結論は間違いであります。

こちらの情報に進展があり次第、オランダなうでお知らせいたします。

今記事の提供元: オランダコンサルタント 日本人の移住を日本語でサポートしています。
オランダ移住ビザ申請や更新サポート、税務サポートのお問い合わせはこちらまで








オランダの税務を日本語でサポート
オランダでのVAT申告、所得税申告、税金アドバイス。日本語で丁寧迅速なサポート。ビザ申請や更新書類の作成も。お問い合わせはオランダコンサルタントへ。


オランダなうへバナー広告を掲載しませんか?

FOLLOW US