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オランダ政府 フリーランサーの条件変更計画

2018-06-22

オランダ起業家ビザ取得の方法



オランダ政府は、フリーランサー/個人事業主関連の問題に取り組むためにいくつかの変更を計画している。

 

オランダ政府が抱えるフリーランサー問題

オランダには、現在約150万人のZZP’ers (従業員を持たないフリーランサー)がいる。

この数は、オランダの総労働力の約16%となる。

 

多くのフリーランサー/個人事業主は、高額すぎるという理由により、年金を積み立てておらず、職業障害保険へも加入していない。

 

そのほか現在大きく問題となっているのは、多くのフリーランサーは、クライアントを一箇所しか持っていないことだ。

多くのフリーランサー/個人事業主は自分で労働料金を設定することができない。

このようなケースは、事実上はクライアントとフリーランサーではなく、雇用主と従業員の関係である。

フリーランサーの “クライアント”が、フリーランサーに労働の料金を支払う際は、正規の従業員を雇用した場合の義務である賃金税と社会保険を支払っていない。

政府はこれを虚偽のフリーランサー契約であると指摘している。

 

今年初めの発表で、D66党の社会問題と雇用省のWouter Koolmes大臣は、連立協議中に合意された個人事業主関連の計画を、政府がどのように実施したいか、夏前までに明らかにするように促した。

 

連立政府は、フリーランサー/個人事業主に関連して以下の3つ事項で合意し提案している。

オランダフリーランサー/個人事業主に関する3つの新ルール提案

  1.  フリーランサーの1時間単位の最低料金は15ユーロから18ユーロでなければならない。 これよりも少ない収入を得る個人事業主は、そのクライアントの従業員とみなされる。

     

  2.  ごく小数件のクライアントを持つフリーランサーでは、仕事の内容と独立しているというクライアントのステートメントを作成する必要がある。新しいクライアント・ステートメント・フォーマットは、 現行のDBAに置き換わる。

     

  3. 政府によると、1時間当たり75ユーロ以上を稼ぐフリーランサーは、高収入のグループに入る。 このグループのフリーランサーは法律により実際は雇用だと見なされることもある。その場合にはクライアントは、賃金税と従業員保険料を支払う必要がある。 ただし時間料金の高いフリーランサーのためには、「例外である」ことを主張できるシステムが適応される予定だ。

 

オランダ政府とオランダ議会は現在、これらの提案について議論中である。

 

今夏までに実施されるかどうかは不明であり、提案に同意しない団体も少なくない。

 

団体の一つ、独立起業家のためのプラットフォームでは、約20%のみのフリーランサーが時間単位での請求をするため、この提案は機能しないと主張している。

組合FNV Zelfstandigenも同じ意見を持っている。

例えば、フリーランサー・ジャーナリストは、言葉の数ベースで料金の請求を行い、理学療法士は治療計画により料金を請求していることを指摘し、組合は、事業の種類ごとに異なる設定が必要であることを示唆している。

事業の種類によって違いがあることのその他の例としては、最低時間料金の15から18ユーロは、通常1時間35から40ユーロの料金を請求する建設業のフリーランス労働者にとっては少なすぎる。

 

ZZP Nederlandのようなその他の利益団体も、最低レートは市場の「通常の」価格になることを懸念している。

高い時間料金を設定するフリーランサーは、より安い時間料金のフリーランサーに代替され、顧客から拒否される可能性を高めるとしている。

記事の提供元:オランダコンサルタント
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