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オランダ移民局 不正な高度技能者移民を摘発

2018-11-05



オランダ移民局は、高度技能者への移住システムを、不正に悪用しているニセの知的労働者(highly skilled migrant)への対策に真剣に取り組んでいる。

 

オランダ移民局INDは、社会雇用監督官機関(SZW)と共に、高度技能者の知的労働者移民のスポンサーと認められた24社の企業を査察した。

査察官により、いくつかの企業では事業活動が全くない、もしくは、殆どないことが判明している。

たとえば、ひとつの企業では5年間に請求書を送付したのは10通だけで、経営者は5人の顧客の名前を挙げることすらできなかった。

 

また、現在の事業活動が、スポンサーシップを得るために最初に申告したものとは異なっているケースも複数判明した。

 

1社のケースでは、企業が認定されたスポンサーシップを電子自転車事業として申請していた。

この事業の唯一の従業員であり、高度技能者移民でもあった取締役は、実際にはローストナッツの販売を行っていた。

 

6社のケースでは、高度技能者移民は、自身の企業の取締役であることが判明した。

つまり、自分で事業を設立し、自身を高度技能移民として登録しているという格好である。

 

さらに、検査官は、多くの事業は財政赤字となっており、収入は「高度技能者移民」に設定されている給与の下限をぎりぎり補填する金額であることも確認した。

 

査察を受けた24社のうち8社が罰金を科され、罰金は合計65,000ユーロとなった。

さらに多くの企業では、「認定されたスポンサー」の地位が取り消され、「高度技能者、知的労働者移民」の居住許可も取り消されている。

 

「認定されたスポンサー」は、高度技能者、知的労働者としての移住者の雇用を申請することができる

認定されたスポンサーは、色々な条件のなかでもとりわけ、高度技能者、知的労働者の移民の雇用が慎重に行われ、給与要件を満たし、事業運営が本物であることに責任を持たねばならない。

 

現在、オランダには約4730社が認定されたスポンサーとなっており、2017年には約13,920名の高度技能者、知的労働者へ移住許可が与えられた。

 

 








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