数字で見るオランダ アムステルダム 2018年の日本人住民は1327人

2018-11-24

アムステルダム市は、アムステルダムの街と市民に関する510ページの統計書を公開した。

以下、オランダなう読者のみなさんにとって興味深いと思われる箇所を抜粋。

• 2018年1月1日現在、アムステルダムに住民登録されている人数は85万4,316千人である。
  この数は2025年には92万3,137に増加すると見込まれている。

• 2018年1月1日現在、アムステルダムには約67,801人の個人事業主がいる。
  31％がコンサルティングとリサーチ業、19％は文化、スポーツ、レクリエーションに関する業種、10％は情報通信業であった。

• 2015年、アムステルダムの個人の平均所得は3万3,500ユーロであった。
  2015年、アムステルダムの世帯の平均可処分所得は3万6,800であった。

• 2018年第2四半期、アムステルダムの住宅の平均価格は、45万ユーロであった。
  1平方メートルあたりは5,000ユーロ以上となっている。
  アムステルダムの値段はオランダの住宅平均価格28万3,000ユーロをはるかに上回っている。

• アムステルダムのショッピング通り、カルバーストリート（Kalverstraat）は、1平方メートルあたり3,000ユーロ（年間）で、ヨーロッパでは8番目に家賃が高額な商業用地域である。

• アムステルダム市の人の増加は、市民を不安にさせてはいない。全体として市民は、警察の存在感と近所の視認性に満足している。

• 2017年、5万5,000人の日本人観光客がアムステルダムを訪れ、観光客全体の0.7％を占めた。

• 2017年1月1日現在、アムステルダムに市民登録された移民のうち、日本を背景に持つのは1,579人であった。
  これらのうち、1,249人が日本国籍を持っていた。

  2018年1月1日には、日本の背景を持つ移民は1,643人に増加した。その内1,327人が日本国籍を持つ。

• 2017年には214人の日本人がアムステルダムに移住した。